在学生の皆さまへ

論文提出の資格等(博士課程)

1.論文提出の資格等

学位論文を申請しようとする者は、博士課程に3年以上在学し、所定の単位を修得した者又は修得が確実に見込まれる者で、かつ必要な研究指導を受けた者でなければならない。
ただし、優れた研究業績を上げた者(3年次早期修了者)については、在学期間に関しては、2年以上とする。(※)
提出の期間は、4年次の9月以降(秋季入学者は4年次の3月以降)とする。(標準修業年限修了者の場合)
ただし、優れた研究業績を上げた者(3年次早期修了者)については、3年次の1月以降(秋季入学者は3年次の7月以降)とする。
学位論文の申請については、必ず主任指導教員と相談のうえ行うこと。
学位論文申請に必要なものは、下記「提出書類等」に掲げるとおりとする。

(※) 優れた研究業績を上げた者(3年次早期修了者)に係る基準
修了予定者が論文(受理されたものを含む。)の第一著者であり、以下の条件のすべてを満たす者

  1. 主任指導教員の推薦があること

  2. 所定の単位を修得又は修得見込みの者であること

  3. 次のいずれかに該当する者

    1. (1)

      論文2編以上を有し、学位申請時に公表されている最新の「JCR」において、雑誌のIFの合計点が7.0点以上の者

    2. (2)

      学位申請時に公表されている最新の「JCR」において、論文1編が掲載された雑誌のIFが5.0点以上の者

    3. (3)

      (1)又は(2)に該当しない者のうち、次に掲げる者で、審査制度を有する学術雑誌掲載の論文2編以上(うち1編は、第一著者の欧文論文)を有する者

      1. 【1】

        本研究科熱帯医学専攻を修了し、新興感染症病態制御学系専攻(連携講座を除く。)に入学した者

      2. 【2】

        歯学研究コースの単位を取得のうえ本学歯学部歯学科を卒業し、本研究科博士課程に入学した者で、学位記に付記する専攻分野を歯学とする者

      3. 【3】

        医学部研究医コースの単位を取得のうえ本学医学部医学科を卒業し、本研究科博士課程に入学した者で、学位記に付記する専攻分野を医学とする者

      4. 【4】

        本研究科保健学専攻を修了し、医療科学専攻の保健学系に進学(入学を含む。)した者

      5. 【5】

        本学熱帯医学・グローバルヘルス研究科グローバルヘルス専攻(熱帯医学コース及び熱帯医学サテライトコースに限る。)を修了し、本研究科に進学(入学を含む。)した者

      6. 【6】

        本研究科災害・被ばく医療科学共同専攻を修了し、博士課程に進学(入学を含む。)した者又は福島県立医科大学大学院医学研究科災害・被ばく医療科学共同専攻を修了し、本研究科博士課程に入学した者

      7. 【7】

        本研究科生命薬科学専攻(博士前期課程)に平成24年度以降入学した者で、同専攻を修了し、博士課程に進学(入学を含む。)した者

2.提出書類等

  1. (博士課程)学位審査申請の手順と様式(テーシス形式)をご覧ください。

3.テーシス形式論文提出書類等

  1. (博士課程)学位審査申請の手順と様式(テーシス形式)をご覧ください。

4.テーシス形式論文提出書類作成要領

  1. 学位論文

    1. (a)

      論文審査制度を備えた学術誌に掲載済みの原著論文、または受理された原著論文に基づいて作成されたものでなければならない。主論文の内容のうち、未発表のものについては可及的速やかに学術誌に発表すること。

    2. (b)

      用紙はA4とし、上下左右に30mmの余白を入れ、左綴じ製本すること。
      また、表紙及び背表紙には論文題名、氏名及び学位授与年を記載すること。

    3. (c)

      主論文における引用文献の書き方、引用文献の書き方を統一し、Chem.Pharm.Bull.またはBiol.Pharm.Bull.の方式に準拠する。ただし、論文題名の記載は随意とする。

    4. (d)

      申請時に於ける主論文は、仮綴じ、簡易バインダーなどで装丁してよいが、合格した時点で製本し3部提出すること。

  2. 論文目録

    1. 主論文、論文の基礎となる学術論文(論文に関係する原著論文)及び参考論文については記入例に従い記入すること。

    2. 公表した原著論文については、著者名(全員)、題名、掲載誌名、巻、頁及び掲載年を記入すること。

  3. 論文の基礎となる学術論文(論文に関係する原著論文)

    1. 論文の基礎となる学術論文は1編以上で、うち1編は英文で記述されたものでなければならない。

    2. 論文が出版社等に受理されているが公表前である場合、それを証明する書類を添付すること。

  4. 参考論文(従来の副論文)

    1. 別刷あるいはコピーを各3部ずつ提出すること。

  5. 論文内容の要旨

    1. A4版3枚、図表を挿入してよい。(公開審査会での資料となるとともに、学報に掲載される。)