神谷 保彦 かみや やすひこ

所属・役職
大学院国際健康開発研究科 教授
専門分野
国際保健、小児保健
研究テーマ
1)途上国の保健サービスシステム
2)保健システムに関する研究デザイン
3)国際保健援助効果

国際保健、感染症対策では支援の度合いや仕方における自分のポジショニングが問われ、難しい即断を迫られます。やればやるほど援助の形骸化や限界、理想と現実のギャップや現場から学ぶことの重要性に気付きます。現地の人々と共に潜在能力を拡げるため、un-learning学び捨てることも必要です。教室で学ぶことと現場で起こり、やっていることの間にはズレがあります。現場での失敗や反省を教員と学生が共有することが学生の資格や教員のポストを超えて、援助を受ける人たちのためになります。学ぶことの特権性を自覚し、複眼的思考と自己批判精神を常に持ってください。

本プロジェクトの講義名(関連)

国際保健学、コミュニケーション教育

おススメ図書

内海成治・中村安秀・勝間靖編「国際緊急人道支援」ナカニシヤ出版,京都,2008

略歴

1985年 滋賀医科大学小児科
1992年 ガーナ野口記念医学研究所感染症プロジェクト疫学専門家
1995年 リバプール熱帯医学校熱帯小児医学修士課程修了
1996年 AMDA-JEN-UNHCR 旧ユーゴ、ザイールルワンダ難民キャンプ医師
1997年 ケニア医学中央研究所JICA感染症プロジェクト呼吸器感染症専門家
1999年 ガーナ野口記念医学研究所JICA感染症プロジェクトチーフアドバイザー
2001年 MSHフィリピン母子保健プロジェクト
2002年 リバプール大学大学院医学博士課程修了
2003年 ピースウインズジャパン、イラククルド緊急援助医師
2006年 長崎大学国際連携研究戦略本部特任教授、大洋州予防接種プロジェクト
2008年 長崎大学大学院国際連携研究戦略本部教授
2010年 長崎大学国際健康開発研究科教授 

主な著書、論文

1. Kamiya Y, Mtitimila E, Broadhead R, Brabin B, Hart CA. Pneumocystis carinii pneumonia in Africa. Lancet 1996; 347: 1114-1115

2. Kamiya Y. Experiences and studies on antimicrobial resistance in Japan: Useful lessons for developing countries. East African Medical Journal 1997; 4(3):174-176

3. Kamiya Y, Mtitimila E, Graham SM, Broadhead RL, Brabin B, Hart CA. Pneumocystis carinii pneumonia in Malawian children. Annals of Tropical Paediatrics
1997; 17(2): 121-126.

4. 神谷保彦. イラク北部におけるNGO緊急医療活動. 国際保健医療. 2004; 18(1): 13-18

5. 神谷保彦. 途上国における障害児の現状と課題.小児科臨床 2005;58(Suppl.) 1428-1432