遺伝看護・遺伝カウンセリングコース
教育プログラム・コースの概要
大学名等 | 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 保健学専攻 |
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教育プログラム・コース名 | 遺伝看護・遺伝カウンセリングコース(修士課程) | ||||||
対象職種・分野 | 看護師 | ||||||
修業年限(期間) | 2年 | ||||||
養成すべき人材像 | 看護師の知識や経験を基盤とし、遺伝/ゲノム医療に関する適切な情報提供と意思決定支援が実践できる認定遺伝カウンセラー がん、生殖医療、難病/希少疾患など、遺伝/ゲノム医療におけるチーム医療を実践できる専門医療人 |
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修了要件・履修方法 | 本教育プログラム・コースで定める科目について、必修科目32単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、修士論文の審査及び最終試験に合格すること。 | ||||||
履修科目等 | <必修科目> 保健医療社会学特論(2単位)、看護倫理(2単位)、リプロダクティブヘルス分野特別研究(10単位)、遺伝看護セミナー(2単位のうち7時間)、分子遺伝系(2単位)、基礎遺伝解析学演習(2単位)、遺伝医療学(2単位のうち6時間)、医療情報特論(2単位)、カウンセリング技法(1単位)、遺伝看護実習(1単位のうち6時間)、遺伝カウンセリング実習(6単位のうち10時間) |
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がんに関する専門資格との連携 | 臨床遺伝専門医及び認定遺伝カウンセラー養成の研修施設として認定。 また、遺伝性乳癌卵巣癌総合診療基幹施設、遺伝性腫瘍研修施設に認定されており、遺伝性乳癌卵巣癌に関する全国登録事業参加施設、九州家族性腫瘍ネットワークハブ施設の役割を有する。 |
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教育内容の特色等 (新規性・独創性等) |
①遺伝看護セミナー、遺伝医療学、遺伝看護実習の3科目において全国e-learningクラウドを活用し、がん治療における生殖補助医療に関する教育を充実させる。②遺伝カウンセリング実習におけるエキスパートパネルへの参加と遺伝看護実習におけるCancer Boardへの参加を導入することで、がんゲノム医療における施設間連携及び多職種連携の現状と認定遺伝カウンセラーの役割に関する学びを深める。③エキスパートパネル、Cancer Boradへの参加を足掛かりとして、コース修了後も継続可能な協働体制の構築を強化する。 | ||||||
指導体制 | 大学院医歯薬学総合研究科の教員、臨床遺伝専門医、認定遺伝カウンセラー、家族性腫瘍学会専門医、がん治療認定医等により指導にあたる。本コース学生は看護師資格を有する。遺伝カウンセリングへがん看護の専門知識を応用することを目的とし、がん看護専門看護師より指導を受ける。 | ||||||
修了者の進路・キャリアパス | 日本人類遺伝学会及び日本遺伝カウンセリング学会共同の認定資格である「認定遺伝カウンセラー」の認定審査を受けることができる。エキスパートパネルやCancer Boardを通して中核拠点病院や連携病院との協働体制を強化するとともに、認定遺伝カウンセラーの適切な配置に寄与する。 | ||||||
受入開始時期 | 令和6年4月 | ||||||
受入目標人数 |
R5年度 | R6年度 | R7年度 | R8年度 | R9年度 | R10年度 | 計 |
0 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 10 | |
当該年度に「新たに」入学する人数を記載。
新規に設置したコースに限る。
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受入目標人数設定の考え方・根拠 | 長崎県内の認定遺伝カウンセラー配置施設のニーズ(産休・育休への対応も含む増員)とがん診療連携拠点・推進病院等への新規配置を目指し、受入目標人数を10人と設定。 |