プログラム概要

プログラムの特徴・全体像
 本事業の特徴は、「相互乗り入れ型の医工連携教育」を学部、大学院を通して実施する点にあります。すなわち、医療ものづくりマインド育成カリキュラムでは、コース入学希望の医学部学生には工学研究科教員が担当する最新のものづくり教育に関する科目が、工学部学生には医歯薬学総合研究科教員が担当するリサーチセミナーや臨床先端医療機器体験実習等の科目が提供されます。一方、ハイブリッド医療人養成コースでは、医学部を卒業した学生と工学研究科博士前期課程を修了した学生が、両研究科、産学官連携戦略本部、連携民間企業の教員陣からの実践的な教育を共修することで、異なる視点からのものづくりを学ぶことや新しい発想を生むことが期待され、出島マインドを有するハイブリッド医療人の養成につなげます。
コースの特徴:
医学系・工学系教官の相互乗り入れ型教育で、医学・工学の基礎知識を習得し、企業との連携も図ることができるマルチな人材を養成します。

医工の連携を学びながら革新的な医療機器の開発を実践可能
教育を受けるだけでなく、機器開発の実践が可能です。
最新の3Dプリンターによる医療器具の設計、成形がいつでも可能
アイディアをそのまま形にできます。
3Dプリンターによる設計→成形→動物実験→臨床試験までを一貫して本学で施行可能
有用性を証明するデータを短時間に取得できます。
工学部出身者でも医学博士号の取得が可能
医系雑誌、工学系雑誌、医系学会、工学系学会、どちらでも発表可能です。
工学部教員、医学部教員の相互乗り入れ教育で、工学部出身者は医学の知識、実習を体験、医学部出身者は工学の知識、実習を体験可能
医学・工学両分野のスペシャリストに意見を求めることもできます。
ライデン大学との連携:
オランダのライデン大学と連携し、短期留学制度を提携しています。医工連携で世界のトップを走るライデン大学で医工連携の現状を体験、学習することができます。
ポンチ絵