このたび、ハイブリッド医療人養成センターの工学部系分野のコーディネーターとして任命されました。私は、これまで技術者、エンジニア、研究者、大学講師として、自分流に仕事をこなし、授業を進めてきたような気がします。しかし、これからは、長年培ったものづくりの経験、福祉系機器の知識を生かし、医療スタッフと直接協力しながら「患者のニーズ」に耳を傾け、患者の立場に立った医療器具の開発に力を入れていきたいと思っています。個人的に先進医療を受ける機会に預かり、身を持って最先端医療のニーズを感じています。一人でも多くの方が気軽に利用できる最先端の技術を開発できる人材が、この長崎大学から今後どんどん生まれるようにできる限りその育成に貢献したいと望んでいます。 |