教官・スタッフ紹介：プログラムの担当者（清水康博）｜長崎大学大学院医歯薬学総合研究科「医工の絆」ハイブリッド医療人養成コース

清水　康博


私の専門分野であるガスセンサは、開発当初はガス漏れ警報器への応用が主流でした。しかし、研究開発の進展により、様々な原理と材料を利用した各種の高性能ガスセンサが開発され、それらの応用・展開分野も拡大しています。医療分野もその１つです。例えば、呼気中に含まれる病気由来の特定の揮発性有機化合物を高感度・高選択的に検出できれば、簡便な病気の診断法が開発できる可能性があるため、国内外で活発な研究開発が行われています。これまでもそうでしたが、高度医療の実現のためには、それを支援する先端医療機器の開発が不可欠です。本プログラムで、多くの医工連携に精通したハイブリッド医療人が養成されることを願っています。

　私の専門分野であるガスセンサは、開発当初はガス漏れ警報器への応用が主流でした。しかし、研究開発の進展により、様々な原理と材料を利用した各種の高性能ガスセンサが開発され、それらの応用・展開分野も拡大しています。医療分野もその１つです。例えば、呼気中に含まれる病気由来の特定の揮発性有機化合物を高感度・高選択的に検出できれば、簡便な病気の診断法が開発できる可能性があるため、国内外で活発な研究開発が行われています。これまでもそうでしたが、高度医療の実現のためには、それを支援する先端医療機器の開発が不可欠です。本プログラムで、多くの医工連携に精通したハイブリッド医療人が養成されることを願っています。

氏　名：	清水　康博（しみず　やすひろ）
所属・職名：	工学部学部長・教授
専門分野：	機能材料化学、固体表化学、化学センサ
研究テーマ：	①熱安定性メソポーラス酸化物半導体の調製と　各種電気化学デバイスへの応用に関する研究 ②高性能固体電解質型センサの電解質および電極材料の設計・開発 ③各種テンプレーティング法を用いたセラミックス及び　貴金属多孔質体の調製とセンサ材料への応用 ④高性能色素増感型太陽電池開発のための電解質および　電極材料の設計・開発 ⑤リチウム二次電池用電極材料の設計と制御に関する研究