「平和で安全・安心な生活を
保障する人間社会の構築」へ
この「熱帯病・新興感染症制御グローバルリーダー育成プログラム」は、2012年、文部科学省「博士課程教育リーディングプログラム 」事業に採択されたプログラムの一つです。
プログラムにおいて、取り組むべき課題として「熱帯病・新興感染症の制御」を掲げています。この課題に取り組むため、本学大学院医歯薬学総合研究科 に「熱帯病・新興感染症制御グローバルリーダー養成コース」を設置して、グローバルな視点で国際リーダーとして活躍できる人材を育成するための大学院教育を行います。
長崎大学医歯薬学研究科
学位論文作成を通して実施する分野別の専門教育に加え、本学スタッフが長期間常駐する海外感染症研究拠点であるケニアとベトナムの研究施設とフィールド、WHO等の国際機関、海外の協力研究施設、NGO等において実地研修を含む分野横断的なカリキュラムによる実践的教育を行っていきます。
このプログラムを通じ、熱帯病・新興感染症を分子レベルから疾病制御のオペレーショナルなレベルまで、途上国から先進国まで包括的にその状況を俯瞰し、国際的に通用するコミュニケーション能力を身に着け、感染症危機対応にも知識を持つ人材を育成します。こうした人材には国際レベルの熱帯病・新興感染症制御および感染症危機に対応できる専門家としての活躍が期待されます。日本および世界の「平和で安全・安心な生活を保障する人間社会の構築」への貢献につなげていきます。