本学位プログラムは、熱帯病・新興感染症対策の人材育成と大学院教育改革の必要性を産民学官の専門家が共有し、修士課程教育の高度化、博士課程教育の改革を行い、国際基準にかなうリーディング大学院博士課程の創出を目指しています。
海外研修を通して、世界の熱帯病新興感染症制御において必要とされている人材のニーズが多種多様であることを理解し、政策立案レベルから第一線での疾病対策、関連する技術開発と研究分野について、実際に各機関の専門家や研究者の活動を見聞し、将来的に自らの職業として選択すべき分野を見通すことが期待されます。さらに外部講師として講義に招聘する各機関の専門家との接触も学生のキャリアパス設定について相談する上で重要な機会となるはずです。
産官学の連携、キャリアパス支援は長崎大学の「産官学連携ポリシー」に基づき実施・支援します。
長崎大学(以下「本学」という。)は、長崎に根づく伝統的文化を継承しつつ、豊かな心を育み、地球の平和を支える科学を創造することによって、社会の調和的発展に貢献する、という理念の下に、地域社会とともに歩みつつ、世界にとって不可欠な「知の情報発信拠点」であり続ける"ことを基本目標として掲げ、卓越した教育及び研究成果を社会に還元することにより、地域を始めとする我が国及び国際社会の発展に貢献することを目指しています。それを実現するために、産学官連携活動においては、透明性と社会的説明責任を果たすことに留意しつつ、以下の項目を実践します。