HOMEプログラム概要 > 学位と必修科目

学位と必須科目

授与する博士の学位の分野・名称

博士(医学):
「熱帯病・新興感染症制御グローバルリーダー育成プログラム」修了を付記

学位授与の方針

  • 1. 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科博士課程に4年間在学し、全学生共通必修科目およびコース必修科目を合計39単位以上(基礎科目10単位以上、感染症制御関連科目群10単位以上、海外研修3単位以上、コミュニケーションスキル8単位以上、論文研究8単位以上を最低修得単位とする)修得し、学位論文審査および最終試験に合格することで、博士(医学)の学位を与えるとともに「熱帯病・新興感染症制御グローバルリーダー育成プログラム修了」の認定を行う。
  • 2. 本学位プログラムにおいて、学位論文審査および最終試験を受けようとする学生は、3つの試験に合格しておかねばならない。
    • 1)1年次終了時点で実施されるQualifying Examination 1(試験科目:基礎科目群)
    • 2)2年次終了時点で実施するQualifying Examination 2(試験科目:応用科目群)
    • 3)各学年で行われるコミュニケーションスキル試験
    • これら3つの試験に合格した上で論文審査を申請できる。

コース構成

医歯薬学総合研究科の新興感染症病態制御学系専攻の中に各学年15名定員のコースを開設し、熱帯医学研究所教員、医歯薬学総合研究科教員のほか、国際機関等での活動経験豊かな国際連携研究戦略本部と大学病院国際医療センターに所属する教員からなる41名の教員団(教授27名、准教授4名、助教10名)が下記の講義、実習、海外研修、コミュニケーションスキルのトレーニング、論文指導を担当します。これに加えて、本学が臨床医師を対象として、2007年度より完全英語化して実施している熱帯医学修士課程で、講義を担当する世界保健機関(WHO)、国立感染症研究所、各省庁、他大学、民間の製薬企業の専門家や研究者のほか、世界の感染症対策において第一線で活躍する専門家をリーディング大学院非常勤講師として招聘して各科目の講義に組み入れ、広く産学官にわたる教育体制を維持します。

1年次に履修すべき基礎科目群

熱帯病・新興感染症制御に関する病原体、社会学に関連する知識を分野横断的に付与する為に下記の必修7科目、選択必修6科目、選択4科目を開講する。

〈必修科目〉

疫学統計特論(1単位)、ウイルス学特論(1単位)、細菌学特論(1単位)、寄生虫学特論(1単位)、免疫・遺伝学特論(1単位)、倫理学特論(1単位)、病害昆虫学特論(1単位)

〈選択必修科目〉

生物医科学特論及び実習A-1(1単位)、生物医科学特論及び実習A-2(1単位)、生物医科学特論及び実習B-1(1単位)、生物医科学特論及び実習B-2(1単位)、生物医科学特論及び実習C-1(1単位)、生物医科学特論及び実習C-2(1単位)

〈選択科目〉

国際経済学特論(1単位)、国際法学特論(1単位)、組織管理学論特論(1単位)、文化人類学特論(1単位)

2年次以後4年次までに履修すべき感染症制御関連科目群

感染症制御危機管理に関連する知識を付与するために下記の必修6科目を開講する。

〈必修科目〉

国際保健学特論(2単位)、感染制御学特論(2単位)、感染症危機管理学特論(1単位)、熱帯感染症制御学特論(2単位)、フィールド疫学特論(2単位)、リスク管理学特論(1単位)

1~4年次を通して実施するコミュニケーションスキル実習

国際レベルでの発信力と影響力を担保する重要要素の1つである英語でのコミュニケーションスキルのトレーニングを、全学年期を通して実施する(各2単位)。海外研修期間中はスキル実習と等価とする。

海外研修

2年次に早期海外研修(1単位、1~3ヶ月)、3、4年次において、後期海外研修・研究(2単位、論文研究として3~18ヶ月)を実施する。

論文研究(8単位)

学位(博士)論文研究は大学院在学期間の4年間を通して実施し、その結果を3~4年次に論文にまとめる。

ページの先頭へ