HOMEご挨拶 > プログラムコーディネーター挨拶

プログラムコーディネーター挨拶

リーダーに求められる
「4つの素養」を横断的に教育

長崎大学 熱帯医学研究所長 教授
プログラムコーディネーター
森田 公一

森田公一 イメージ

熱帯病や新興感染症に立ち向かうグローバルリーダーには、4つの素養が求められます。感染症を分子レベルから集団レベルまで俯瞰できる能力、国や地域によって異なる多様な保健衛生状況を理解する能力、国際的に活動するうえで必要なコミュニケーション能力、感染症や公衆衛生に対する専門知識です。

当プログラムではこの4つを横断的に身につけるために必要な教育を行います。具体的には国際機関や第一線の研究分野で経験を積んできたエキスパートと学生が問題意識をぶつけ合いながら、解決方法を探るインタラクティブな授業を提供します。熱帯病や感染症の理解には個々の病原体だけでなく感染経路やその地域の社会構造、文化的背景などについても深い知識が要求されます。感染症対策はさまざまな要素がからみ合う学際領域であり、従来とは違ったアプローチで専門性を高めていく必要があることを踏まえ、本プログラムを構成しました。

本プログラムには世界各国の学生や教員が参加し、講義はすべて英語で行われます。こうした環境を最大限に活用し、国際的な感染症対策や研究の場で活躍できるグローバル人材を育成します。開発途上国だけでなく先進国の生活も脅かしかねない世界的な問題に、勇気を持って立ち向かう気概を持つ方の応募を期待します。

ページの先頭へ