考え抜く力を育み、
真のリーダーシップのある
人材を輩出
長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科 教授
(新興感染症病態制御学系専攻長)
プログラムサブコーディネーター
西田 教行
リーダーシップがあり、課題解決能力のある人材がいま各界で求められています。世界的な感染症研究・制御分野でも、つねに未経験の課題、未知の病原体など既存の知識だけでは対応できない場面で、専門家であり、なおかつ応用力のあるリーダーが求められています。それは国内外の問題発生現場でも、あるいは国際機関でも求められています。これまでの教育は、既存の知識のダウンロードがほとんどでした。本プログラムでは“未知の問題に対する対応能力”を身につけることを目指して、徹底した現場主義をベースに“考え抜く力”を育てる教育プログラムを実施します。専門領域を確立しつつ、同時に領域の壁を超えて知的好奇心を広げ、そして「未来から学ぶ」博士を育てます。
Open Mind、 Open Heart、Open Willをキーワードに、1年目のカリキュラムでは、重要な病原体をめぐる科学的問題点におもに焦点をあて、あらたな解決策を探る授業を企画しています。2年目では国際社会の問題点との関連性に注目し、俯瞰的かつグローバルに問題解決策を探っていきます。