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プログラムの概要

4年一貫の充実したカリキュラムで
専門性と国際性を身に付ける

4年間の大学院博士課程の教育により、グローバルな環境で活動できる専門性と国際性を身に付けた熱帯病・新興感染症制御に資する専門家を育成します。充実した教授陣による英語での横断的カリキュラムによりコミュニケーションスキル向上を図るとともに、海外拠点や国際機関等での感染症対策(On-the-job トレーニング)、インターンシップ、協力機関での病原体取扱いトレーニングなど実践的なカリキュラムも組み込んでいます。

「熱帯病・新興感染症制御グローバルリーダー育成プログラム」概念図

1. 経験豊富な教員団と第一線で活躍する専門家による教育体制

講義、実習、研修・研究は医歯薬学総合研究科教員、熱帯医学研究所教員と、国際機関等での活動経験豊かな41名の教員団(教授27名、准教授4名、助教10名)が担当します。また、世界の感染症対策において第一線で活躍する専門家をリーディング大学院非常勤講師とし、産学官にわたる教育体制が整っています。

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2. 完全英語化した分野横断的なカリキュラム編成

5年前にスタートした熱帯医学修士課程において、一足早くすべての講義での完全英語化とモデュール化を完了しました。これらの実績に基づき、本プログラムでも開始初年度からスムーズな英語化教育を実施します。

3. 4年間を通した実践的コミュニケーションスキル教育の導入

実践的な英語での発信力、リーダーシップ能力をトレーニングするために、在学年中の全ての期間においてコミュニケーションスキル教育を実施。WHO等の国際機関、JICA、外務省や国際NGOでの勤務を経験した担当教員を多数配置し、討論、ロールプレイ、ディベート等の双方向性トレーニングを通して実務的な発信、意思伝達力を養成します。

4. 入学時、1年次、2年次、卒業時―4つの関門による質保証

教育成果の質保証のシステムとして、(1)入学試験 (2)1年次終了時点で実施するQualifying Examination 1 (3)2年次終了時点で実施するQualifying Examination 2 (4)コミュニケーションスキル評価と博士論文、の4つの関門を設け、学生が習得した達成度が国際的なレベルで熱帯病・新興感染症制御に資するものであることを保証します。

5. 国際機関との連携による実践的専門教育の導入

国際的な実践性を備えた専門教育を実施するため、本プロジェクト教員が常駐するケニア、ベトナムの長崎大学研究拠点、WHO(本部、地域事務局、国事務所)、国際NGO、南アフリカ感染症研究所(NICD)、その他の海外研究協力機関と連携します。

6. 学生への経済的支援

奨励金制度を設け、成績優秀な学生が学業に専念できる環境を整備します。海外研修にかかる費用についても海外研修経費支給制度を新設して学生の経済的な負担を軽減します。

7. メンター制度の充実

論文指導教員とは別に、国際機関勤務経験のあるプロジェクト教員、WHO等の国際機関や国際NGOに所属する客員教授、教員をメンターとして、学生の精神的支援や進路指導を行います。

キャリアパス支援

学生の設定するキャリアや研究分野に沿ったメンターをプログラム担当教員(国際機関、省庁、NGO経験者等)の中から指名して、学生のキャリアパスを支援します。国際連携研究戦略本部産学官連携戦略本部 などの学内組織、外部講師もキャリアパスの支援に加わります。

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