想定されるキャリアパス

想定しているキャリアとしては、世界保健機関（WHO）、UNICEF、JICA、わが国および開発途上国の政府省庁（保健省、外務省等）、省庁・大学・民間機関等の教育研究機関、国内外の感染症研究機関、在外公館の医務官、国内外の製薬・ワクチンメーカー、国内の感染症対応中核病院等における熱帯病新興感染症の対策・危機管理の政策立案者、感染症対策マネージャー、研究開発責任者、研究開発リーダーなどです。

キャリア支援体制

● メンター制度の整備

プロジェクト担当教員団には国際機関、JICA勤務経験者、国際NGO経験者、省庁勤務経験者が多数含まれており、学生のキャリア希望に応じて、これら教員を学生のメンターとして配置し、オフィスアワーを設けて就学やキャリアに関する相談に対応します。

● 外部講師との懇談

講師として招聘する国際機関、省庁、大学、研究機関からの第一線の専門家、研究者に学生とそれぞれの専門家のキャリアに関して質問をする時間帯を設け、人間関係の構築やキャリア、アクセスの実際についての情報を得ることができます。

● キャリア説明会の開催

現在、MSF（国境なき医師団）等のNGOは毎年、熱帯医学研究所内で大学院生や修士学生、医学部学生を対象として組織の説明会を実施しています。他の組織についても同様の取り組みを依頼します。

● 短期海外研修への支援

本プログラムでは海外研修が必修となっており、国際機関等の本部、地域事務所、国レベルでの実務者からキャリアの実際を見聞する機会を設けています。